「茅ヶ崎方式ニュース英語プラス・中級」と「時事英会話ディスカッション・中級」で取り上げた課題トピックの概要をご紹介します。事前に配布した英文記事を題材に、クラスでは関連設問のスピーキング訓練を中心に進めます。

※ここでは記事サンプルとして一部のみを抜粋しています。実際の記事は250~300Word程度の長さです。

February 8, 2017 (Mainichi Japan)
Opposition attacks Abe’s ‘golf diplomacy’ with Trump amid travel ban criticism

  1. The Japanese government has stressed the significance / of Prime Minister Shinzo Abe’s plan / to play golf with U.S. President Donald Trump / during his scheduled visit to the United States / from Feb. 10, / while opposition party lawmakers are critical of Abe’s plan / to prioritize building a friendly relationship with Trump / as world leaders have voiced negative views / over the president’s immigration policies.
  2. Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga told a news conference on Feb. 7, / “It’s extremely important (for the prime minister) / to build a personal relationship of trust (with the president),” / justifying Abe’s golf / He added that Trump has invited Abe for a round of golf / while the Japanese prime minister is in the United States.

【単語と語句】  diplomacy(名)外交   prioritize(動)優先する      voice(動)表明する      immigration(名)移民     Chief Cabinet Secretary:内閣官房長官       justify(動)正当化する     villa(名)別荘

英文記事サンプルの内容がだいたい理解できたら、次の各設問に対する意見を英語で表現してみましょう。
※ここでは例として設問の一部のみを抜粋しています。

– Questions for Discussion –
1. What do you think of Prime Minister Abe’s plan to to play golf with President Trump?
2. Why have world leaders voiced negative views over Mr. Trump’s immigration policies?
3. Why do you think Mr. Trump invited Mr. Abe to his villa to play golf?

授業の講評 ~グループ・ディスカッションを終えて~

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今回の中級クラスでは、渦中のトランプ新大統領と安倍総理のいわゆる「ゴルフ外交」を取り上げました。

トランプ新大統領が批判される理由のひとつが「移民政策」ですが、ここでは「immigration(移住)」「immigrants(移民)」という単語を使うべきかと思います。

「immigrants(移民)」は「他国からその国へ移住してくる人たち」を、「immigration(移住)」はその行為を指しており、イスラム圏の国からアメリカへやっていくる場合もこれに含まれるからです。

逆に、「その国を出て他国へ移り住む人たち」を表すときは「emigrants」を、そういう意味での移住は「emigration」といいます。トランプ氏が掲げる移民問題では、米国から他国へ移住する人たちのことはあまり話題に上がっていませんよね。

もうひとつの「migrant」「migration」は「あちこちを転々と移動する渡り鳥」のイメージで使う単語です。日本語ではこれらを区別せず「移民」「移住」と言ってしまうので、英語ではどのケースに相当するのか考える必要があります。

受講生の皆さんが発表した中で多かったのが、「日本はアメリカやヨーロッパと違って難民や移民の受け入れ人数が非常に少ないため、安倍総理が移民政策でトランプ大統領を批判する資格はないと思う」というご意見。

確かに、なまじアメリカを非難して反論されたら苦しい立場になるかも。地理的や文化的な背景があるとはいえ、日本の移民・難民政策はこのままでいいのでしょうかね。

授業での「課題トピック」の位置づけと効果

「茅ヶ崎ニュース英語中級プラス」では授業の仕上げ段階で課題トピックを使用し、日本人講師が指導します。

「時事英会話ディスカッション」では課題トピックが授業のメインとなり、ネイティブのプロ講師がグループ・ディスカッションをリードします。

基礎トレーニングから始まる授業カリキュラムをこなすうちに、英文読解力とスピーキング力の両方がめきめきと上がっていきますよ。向上心の強いクラスメイトと刺激し合いながら、一緒に取り組んでいきましょう!