「茅ヶ崎方式ニュース英語プラス・中級」と「時事英会話ディスカッション・中級」で取り上げた課題トピックの概要をご紹介します。事前に配布した英文記事を題材に、クラスでは関連設問のスピーキング訓練を中心に進めます。

※ここでは記事サンプルとして一部のみを抜粋しています。実際の記事は250~300Word程度の長さです。

February 19, 2017  The Japan Times
State drafts ‘minpaku’ bill / to cap lodging rentals at 180 days per year

  1. The government has drawn up a bill / to limit use of the new private lodgings / known as minpaku / to 180 days a year, / it has been learned.
  2. The bill limits the number of days / that rooms in private houses and condominiums can be rented to travelers / but does not include the period of soliciting
  3. The bill also authorizes / the governments of prefectures and ordinance-designated large cities, / and Tokyo’s 23 wards / to tighten the limit under additional regulations, / informed sources said Saturday.
  4. The legislation is aimed / at establishing clear government control / over minpaku services, / which have been mushrooming / to fill a lodging shortage / and remain largely unregulated.

【和訳例】 政府が民泊を年間180日に制限する「民泊」法案を作成

  1. 政府は、「民泊」として知られる新しい民間宿泊施設の利用を1年につき180日に制限する法案を作成した。
  2. 法案は、個人宅やマンションの部屋を旅行者に貸し出すことが可能な日数を制限するものだが、集客の期間は含まれない。
  3. 法案はまた、都道府県と政令指定都市、東京23区に対し、追加規制の下で制限を強化することを認可している、と情報筋が土曜日に述べた。
  4. 法案は、宿泊施設の不足を埋めるために林立し、ほとんど野放し状態の民泊サービスに対する政府の明確な規制を確立することを目的としている。

【単語と語句】  cap(動)上限を定める   lodging(名)宿泊施設     it has been learned:~という事実が明らかになった      solicit(動)集客する    authorize(動)権限を与える      ordinance-designated(形)政令で指定された     legislation(名)法律     mushroom(動)急増する

英文記事サンプルの内容がだいたい理解できたら、次の各設問に対する意見を英語で表現してみましょう。
※ここでは例として設問の一部のみを抜粋しています。

– Questions for Discussion –
1.  What do you think of the use of private houses or condominiums by foreign travelers?
2.  Do you think we should limit the use of private lodgings to 180 days?
3.  Would you like to rent out your room to foreign travelers if you had a chance?

授業の講評 ~グループ・ディスカッションを終えて~

illustration

今回の課題トピックは、今、流行りの「民泊」です。英文記事中の「minpaku」という言葉をついそのまま使いそうになりますが、あくまで日本語ですよね・・・。

日本語や日本文化になじみのない外国人に「minpaku」と言っても通じず、「What’s that?」と聞き返されるだけでしょう。

「民泊」というのは、すなわち「民間の宿泊施設に泊まること」なので、「the use of private lodgings known as “minpaku” in Japanese」というふうに英語で説明するのがお勧めです。

設問3の英文は、「Would you like to rent out your room to foreign travelers if you had a chance?」と仮定法過去(=実現性の薄い現在の状況を「もしも今、~だったら」と想定する場合に使用)になっています。

これに対し、「If I had a chance, I would like to rent out my room to foreign travelers.」とすると、質問文を流用するだけで解答がひとつできてしまいます。

もちろん、これだけではただのオウム返しでそっけないので、この後に「…because it would be a lot of fun.」などと補足する英文を続け、なぜ民泊用の部屋を提供したいかを簡単に説明すればOKです。

受講生の中にも、「異文化体験をしたいので自宅の空き部屋を貸してみたい」という方がおられました。この形態は、「民泊」というより昔ながらの「ホームステイ」かもしれませんね。

授業での「課題トピック」の位置づけと効果

「茅ヶ崎ニュース英語中級プラス」では授業の仕上げ段階で課題トピックを使用し、日本人講師が指導します。

「時事英会話ディスカッション」では課題トピックが授業のメインとなり、ネイティブのプロ講師がグループ・ディスカッションをリードします。

基礎トレーニングから始まる授業カリキュラムをこなすうちに、英文読解力とスピーキング力の両方がめきめきと上がっていきますよ。向上心の強いクラスメイトと刺激し合いながら、一緒に取り組んでいきましょう!