「時事英会話ディスカッション・上級」で取り上げた課題トピックの概要をご紹介します。事前に配布した英文記事を題材に、クラスでは関連設問のスピーキング訓練を中心に進めます。

※ここでは記事サンプルとして一部のみを抜粋しています。実際の記事は650~800Word程度の長さです。

The Japan Times   Nov 22, 2016
Overwork sanctioned by both firms and unions, with dim prospects for state intervention: expert

  1. When the suicide of a female worker at ad giant Dentsu Inc. was recognized as karoshi, or death from overwork, many blamed a corporate culture that glorifies the “warrior” workers who sacrifice themselves for the good of the firm.
  2. But the true problem behind the suicide at 24 of Matsuri Takahashi, who had clocked more than 100 hours of overtime in October 2015 before jumping from a corporate dorm on Christmas, is legal loopholes that allow employees to effectively work unlimited hours, according to an expert.
  3. Takahashi’s mother, Yukimi, is demanding that the government abolish those loopholes and create a better overall working environment.
  4. “No work is important enough to sacrifice one’s life for,” she told a news conference in October.
  5. What follows is an overview of Japan’s work-hour regulations and the loopholes that exist today in the law:

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

英文記事サンプルの内容がだいたい理解できたら、次の各設問に対する意見を英語で表現してみましょう。
※ここでは例として設問の一部のみを抜粋しています。

– Questions for Discussion –
1. What is the cap on working hours in Japan?

2. Have working hours changed in recent decades?
3. Is the government taking measures to reduce excessive overtime?

授業の講評 ~グループ・ディスカッションを終えて~

illustration

日本企業は全般的に残業の多いイメージがありますが、いわゆる「ブラック企業」といわれる会社の実態はかなり深刻ですね。

上級クラスでこのトピックを取り上げた頃、メディアでは電通の高橋まつりさんの過労自殺を連日のように報じていました。

電通本社などが、労使協定の上限を超える違法残業をさせた疑いで労働局の家宅捜索を受けたためです。

授業でディスカッションした際、「そんな会社やめればよかったのに」という疑問の声も上がりましたが、そういう冷静な判断ができない状態まで追い込まれていたのでしょうね。

他にも、「希望に満ちて赴任した新任教師が過重な負担に耐え切れずに自殺した」という例もあり、異常な労働環境がさまざまな業界に存在していることを痛感します。

授業での「課題トピック」の位置づけと効果

「時事英会話ディスカッション・上級」では課題トピックが授業のメインとなり、ネイティブのプロ講師がグループ・ディスカッションをリードします。

基礎トレーニングから始まる授業カリキュラムをこなすうちに、英文読解力とスピーキング力の両方がめきめきと上がっていきますよ。向上心の強いクラスメイトと刺激し合いながら、一緒に取り組んでいきましょう!