「時事英会話ディスカッション・上級」で取り上げた課題トピックの概要をご紹介します。事前に配布した英文記事を題材に、クラスでは関連設問のスピーキング訓練を中心に進めます。

※ここでは記事サンプルとして一部のみを抜粋しています。実際の記事は650~800Word程度の長さです。

The Japan News October 22, 2016
Japan must aim for intl standards to block passive smoking damage

passivesmoking_961. Ahead of the 2020 Tokyo Olympic and Paralympic Games, / we want to see Japan’s delayed smoking regulation measures / tightened to international standards.

2. Aiming to prevent damage caused by passive smoking, / the Health, Labor and Welfare Ministry / has compiled a draft of proposals / to toughen control measures.

3. The draft calls for total ban on smoking / in buildings of government ministries and agencies, / and on the premises of medical institutions / as well as elementary, junior high and high schools.

4. Extreme violators would be subject to penalties. / After hearing opinions from industrial organizations, / the ministry plans to submit a new bill / to the ordinary Diet session next year.

【単語と語句】 premise(名)敷地

英文記事サンプルの内容がだいたい理解できたら、次の各設問に対する意見を英語で表現してみましょう。
※ここでは例として設問の一部のみを抜粋しています。

– Questions for Discussion –
1. Why is Japan lagging behind other nations in smoking regulation measures?

2. Do you support laws to impose a total ban on smoking inside all public places?
3. Have you had any unpleasant experience related to passive smoking?

授業の講評 ~グループ・ディスカッションを終えて~

illustration

欧米などの諸外国に比べて、日本は受動喫煙の対策が遅れてるんですね。

飲食店では禁煙や分煙が進んでいる印象ですが、客足が遠のくのを恐れて対策に乗り出せない店もあるようです。先日、当教室の忘年会を予約したレストランも実はそうでした。

みんなで固まってテーブルを陣取るのであまり影響ないかと思いますが、他のお客さんの煙がもし漂ってきたらイヤでしょうね。

このトピックは身近な話題なので、授業では活発な議論が展開されました。確認した限りでは、受講生と講師陣の全員が非喫煙者だったような。

そのせいか、公共スペースや飲食店での全面禁煙に賛成、という意見でほぼ一致しました。中には、「喫煙者の権利も尊重すべきなので、分煙が徹底されていればOK」という寛大な(?)ご意見も。

ちょっと面白かったのは、職場での喫煙スペースで生まれる「喫煙者どうしの連帯感」がうらやましい、という指摘です。さりげない雑談を通して、部外者が知り得ない情報交換がなされる場合もあるとか。

また、海外の喫煙対策への言及もありました。欧米ではタバコのパッケージに「肺がんになるリスク」を生々しい画像入りで警告している例もあり、それに比べたら日本はまだまだ甘いな、ということです。

受動喫煙で不快だった経験として、一番多かったのは路上喫煙です。私も同感で、前を歩く男性がタバコを吸っていると本当に腹が立ちます。結局、急いで追い抜くしかないのですが。

実際、大阪市では「路上喫煙禁止地区」が設定されており、「御堂筋および大阪市役所・中央公会堂周辺」「都島区京橋地域(まさに当教室の周辺!)」がこれに該当します。

違反したら過料1000円が徴収されるそうです。私も受講生の方々の指摘で知ったので、この告知を自治体はもっと徹底すべきですね。

授業での「課題トピック」の位置づけと効果

「時事英会話ディスカッション・上級」では課題トピックが授業のメインとなり、ネイティブのプロ講師がグループ・ディスカッションをリードします。

基礎トレーニングから始まる授業カリキュラムをこなすうちに、英文読解力とスピーキング力の両方がめきめきと上がっていきますよ。向上心の強いクラスメイトと刺激し合いながら、一緒に取り組んでいきましょう!