「茅ヶ崎方式ニュース英語プラス・初級」で取り上げた課題トピックの概要をご紹介します。事前に配布した英文記事を題材に、クラスでは関連設問のスピーキング訓練を中心に進めます。

※ここでは記事サンプルとして一部のみを抜粋しています。実際の記事は250~300Word程度の長さです。

24 Feb 2017  HRM Asia
Japan’s “Premium Friday” kicks off

  1. Workers around Japan are being encouraged / to kickstart their weekends / from 3.00pm today.
  2. The national government, / together with business lobby group Keidanren, / has marked the last Friday of each month / as “Premium Friday”.
  3. The campaign, / which launched late last year, / aims to both reduce the impacts / of Japan’s notorious culture of overwork / and also help to reinvigorate the national economy.
  4. It is hoped / that the early start to the weekend / will encourage many workers / to visit shops or travel.

【英文記事の和訳例】  日本の「プレミアム・フライデー」がスタート
1. 日本の労働者たちは、週末を今日の午後3時から始めるよう奨励されている。
2. 政府は、業界団体の経団連と共に毎月最後の金曜日を「プレミアム金曜日」とした。
3. 昨年末に発足したこのキャンペーンは、過労という日本の悪名高い文化の影響を軽減し、国内経済を活性化させることを目的としている。
4. 週末を前倒しすることで、多くの労働者が買い物や旅行するきっかけになるのでは、と期待されている。

【単語と語句】kick off:始まる   encourage(動)勧める  kickstart(動)開始する    business lobby: 業界団体   mark(動)定める    launch(動)開始する    reduce(動)削減する  impact(名)影響     notorious(形)悪名高い    overwork(名)過労     reinvigorate(動)再活性化する

Questions for Discussion
1. Is it a good idea to introduce the “Premium Friday” campaign in Japan?
2. Did you enjoy the first “Premium Friday” on the last Friday of February?
3. What would you want to do on “Premium Friday” if you had free time?

 授業の講評 ~グループ・ディスカッションを終えて~

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「プレミアムフライデー」は今年の2月に始まった消費喚起策ですね。

政府が経団連などと連携して検討してきた企画で、「月末の金曜日に早めに仕事を切り上げ、夕方から買い物や飲食、旅行などを楽しんでもらう」ことを狙ったもの。

アメリカの「ブラックフライデー」にならって、デパートの特別セールや新たなサービス提供を想定している・・・らしいです。

が、まだ導入している企業が少ないとのことで、当教室の受講生の皆さんも残念ながら、現時点では恩恵を受けていないようでした。

授業の意見発表で「自分の職場はプレミアムフライデーに関係がない」と伝えようとして、「This campaign is none of our business.」と表現した方がいました。

これ、文法的にはまあ合っているのですが、本来、「none of one’s business」は「それは~の知ったことではない。よけいなお世話だ」というニュアンスの表現なので、ここで使うのはちょっと妙な感じです。

例えば、いろいろプライベートな質問をしてくる相手に対して、「It’s none of your business!(あなたには関係ないでしょ!)」とハネつける場合などに使います。

プレミアムフライデーが「自分の職場には関係ない」というのは、言い換えると「自分の職場では取り入れていない」という意味なので、「Our company hasn’t introduced this system/plan.」・・・こんな感じできちんと伝わります。

日本語の言い回しを忠実に英訳すると意味がズレる場合もあるので、結局、「全体的に何を言いたいのか」を平たく考える必要があるのです。

授業での「課題トピック」の位置づけと効果

「茅ヶ崎ニュース英語初級プラス」では授業の仕上げ段階で課題トピックを使用し、日本人講師が指導します。

基礎トレーニングから始まる授業カリキュラムをこなすうちに、英文読解力とスピーキング力の両方がめきめきと上がっていきますよ。向上心の強いクラスメイトと刺激し合いながら、一緒に取り組んでいきましょう!