「時事英会話ディスカッション・上級」で取り上げた課題トピックの概要をご紹介します。事前に配布した英文記事を題材に、クラスでは関連設問のスピーキング訓練を中心に進めます。

※ここでは記事サンプルとして一部のみを抜粋しています。実際の記事は650~800Word程度の長さです。

The Japan News    March 08, 2017
Japanese-style meticulous delivery services approaching their limits

  1. Home delivery services, / which have developed into essential infrastructure / for people’s daily lives and for businesses, / have come to a turning point. / This juncture should be utilized / to think about the proper state of customer service / in a time of manpower shortages.
  2. Yamato Transport Co., Japan’s largest home delivery firm, / is proceeding with discussions / aimed at a drastic overhaul / of its door-to-door deliveries of parcels.
  3. The reason for the review is / that although there has been a sharp rise / in the volume of transactions / as a result of increased internet shopping, / Yamato Transport has been unable to secure sufficient drivers / due to a manpower shortage. / This has heightened exhaustion / among front-line employees.

-参考【日本語対訳】-  読売新聞 社説  2017年03月8日     ヤマト宅配便 日本流サービスは限界に近い

  1. 暮らしやビジネスに欠かせないインフラに成長した宅配便が、曲がり角を迎えた。人手不足時代のサービスのあり方を考える契機としたい。
  2. 宅配便最大手のヤマト運輸が、宅配事業の抜本的見直しに向けた検討を進めている。
  3. インターネット通販の拡大で取扱量が急増しても、人手不足で運転手を十分確保できず、現場の疲弊が深刻化したことが要因だ。
【単語と語句】  meticulous(形)きちょうめんな    juncture(名)分岐点

英文記事サンプルの内容がだいたい理解できたら、次の各設問に対する意見を英語で表現してみましょう。
※ここでは例として設問の一部のみを抜粋しています。

– Questions for Discussion –
1. Do you agree with Yamato’s plan of drastic overhaul of its door-to-door parcel deliveries?
2. Why is Yamato suffering from a shortage of delivery vehicle drivers?
3. Why is the number of requests for redelivery increasing these days?

授業の講評 ~グループ・ディスカッションを終えて~

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中級クラスで扱った「ヤマト宅配便の物流問題」を上級クラスでも取り上げました。ただし、課題トピックは中級より難易度を上げて社説(論説文)の英文記事です。

このトピックの重要ワードの1つは「再配達(redelivery)」ですね。

「redelivery」は不可算名詞として「the number of redelivery(再配達の個数)」、可算名詞で「parcel deliveries(荷物の再配達」のように両方の用法があります。

ヤマト運輸は宅配業界の大手なので、名詞の「giant(大手企業)」を使って「a parcel delivery giant」と簡潔に表現することができます。

英語でのディスカッションやライティングの際、「大手企業」=「a large company」と同じ言い回しを毎回使うのはあまり好ましくないため、言い換え表現を使うのがお勧めです。

受講生の皆さんの宅配利用頻度は人によってさまざまでした。毎週のように配達を依頼する人もいれば、年に数回という人も。

こうした「現在の習慣」を述べるときの時制は、以下のように現在形で表現するのが自然です。

例)I use parcel delivery services a few times a month.(月に数回、宅配サービスを利用します。)

英語での意見発表の際、過去に起きた出来事や体験は過去形、習慣は現在形、と時制に注意を払うと伝わりやすくなります。

授業での「課題トピック」の位置づけと効果

「茅ヶ崎ニュース英語上級プラス」では授業の仕上げ段階で課題トピックを使用し、日本人講師が指導します。

「時事英会話ディスカッション・上級」では課題トピックが授業のメインとなり、ネイティブのプロ講師がグループ・ディスカッションをリードします。

基礎トレーニングから始まる授業カリキュラムをこなすうちに、英文読解力とスピーキング力の両方がめきめきと上がっていきますよ。向上心の強いクラスメイトと刺激し合いながら、一緒に取り組んでいきましょう!